過激なレプリカ

模造品づくりにフルスロットル

Hey!Say!JUMP楽曲大賞2007-2017

女子アイドル界隈には「楽曲派」という言葉がある。引用できる辞書のようなページがなかったので私個人が捉えているニュアンスで説明すると「キャラクターやビジュアルではなく、楽曲によって好きなアイドルを選ぶ」「楽曲ありきでアイドルを好きになる」「音楽性を重視する」アイドルファンのことだ。

ときに「楽曲派とか言うけど結局は可愛いから推してるんでしょ?」というアイロニーが込められたり「接触で釣られて落ちたように思われるかもしれないけど僕はれっきとした楽曲派()なんで(キリッ)」という感じでユーモアな自虐を交えた文脈で使用されることもある。

 

私自身楽曲派…と名乗るには、やぶひかというコンビや光くんのパーソナリティを愛しすぎているのだが、JUMPのコンサートに行きたいと思ったきっかけは「UltraMusicPowerを生で聴いてみたい!」だったUMP新規だし、シングル曲が好きじゃなさすぎると途端に降りてしまいたくなったり、大好きなカップリング・アルバム曲がセトリ入りしなかったらいつまでも亡霊のように呪詛を吐いてしまったりするので、JUMPを愛する中で「楽曲」が大きな位置を占めていることは間違いない。

実際このブログも光くんのことよりも楽曲について書いていることが多い。アイドルJUMPの楽曲について考えることがすごく好きだ。

 

というわけで掲題の通り素晴らしい企画に私も票を投じてきた。

無償でこんなコンテンツを楽しませてもらえることに感謝しかない。本当にいつもありがとうございます!!!

Hey!Say!JUMP楽曲大賞2007-2017

 

時を同じくして、公式からもベストアルバムに収録する楽曲の投票が行われたが、そっちとはまた違う気持ちで投票出来た。楽曲大賞に投票するにあたり、一覧を見ながら投票したいなと思う楽曲を箇条書きでコピペしていくと、王道な曲への偏りに我ながら驚いた。「売れている漫画は実際面白い」って感じで、JUMPの代表曲になってくれた、JUMPを盛り上げ支えてくれた楽曲たちは、趣味嗜好を超えて単純に優れた楽曲ということなのかな。

ただ、それらの曲はもれなく贔屓され続け、ずっとセトリ入りしてきたエリートたち。公式にもそのトーンで投票してしまうと、「やっぱりずっとやってる曲は人気なんだね!これからもまたやろう!」ということになり、披露の機会に恵まれない曲、過去の隠れた名曲たちはずっと日陰の存在になってしまうので、公式のほうにはどうしても売れっ子楽曲たちに投票する気持ちになれなかった。

私は本っ当にJUMPのセトリセンスを信用していない(笑)!!信用というか個人的に好みが合わないだけなのかもしれないけど、具体的に言うと、アルバム曲やカップリング曲がなかなか歌われず、いつもやっている曲が毎回のように披露されるところがやっぱり寂しい。どこのグループだって、落ちる曲があって定番の曲があるのは当たり前だと思うけど、どうもその割合が過度な気がするのだ。

まぁそれでもコンサートには毎回すごく行きたいしJUMPを好きな気持ちは一切変わらないので、やっぱり私は楽曲派ではない様子。

ということで今回は素直に、フィルターもかけず本当に好きだと思っている曲に投票してみた。

以下を読んで頂ければ分かると思うのだが、いい曲は初見から異彩を放っている。楽曲は育てるものという一面もあるが、私は、投票した曲のコメントを書こうとしたとき、ファーストインプレッションばかりが浮かんだ。

私は楽曲に関しては一目惚れタイプらしい。いい!と思う曲は最初の1回目で決まる。

 

@ybhkkgkhcさんの投票内容 | Hey!Say!JUMP楽曲大賞2007-2017

投票内容は上記と共通ですが、他に悩んだ曲なども以下に書きました。

★楽曲部門

1位:UltraMusicPower

勝負のときの御用達・大御所作曲家馬飼野先生の曲も、地球と書いて「こころ」と読ませる歌詞も、ダンスも、MVも、何もかも「宇宙」をイメージさせるような壮大な楽曲。
まだJUMPになったばっかりのJUMPが歌う、デビュー曲にしてJUMPらしいスケール感や未来や切なさや純粋さが一番詰まった曲だから。
自分がJUMPを好きになったきっかけの曲でもある。「JUMPのコンサートはUMPで始まらないといけないという呪いをかけられてるのではないか」と言われていたことを懐かしく思う。

2位:愛ing-アイシテル-

2011年のコンサートツアー初日に披露されたときの、あまりの可愛さに唖然からの絶叫という会場のとんでもないリアクションを忘れられない。後にも先にも、1曲でテロのような騒ぎを起こせたのはこの曲だけだと思う。
女子アイドル全盛期に、何故かその土俵に上がって堂々とケンカを吹っかけた1曲。

 

3位:Come On A My House

「カレーのCMが決まったって噂があるんだけど」「今のJUMPにそんな大きな仕事来る!?」と友人と話しながら迎えた2013年感謝祭初日、「新曲を披露します」とも一言も言わず突然始まった新曲に「ハウス」「カレー」という言葉がふんだんに盛り込まれていて、全てを察した1曲。

4位:ウィークエンダー

2014年歌番組で初めて見たときに「やばい、JUMPが売れる!」と確信させられた曲。楽曲大賞で「10年に一度現れるかどうかというレベルの良曲」というコメントを見つけたが、単純に楽曲自体が物凄く優れているんだと思う。ダンスは簡単な振り付けと初挑戦のスローモーションダンスということでJUMPらしさがあるというわけでもなく、他の何にも似ていない特殊で特別な楽曲。これくらいオシャレで誰が聴いてもいい!と思えるようなオバケ曲がまた出てきてほしい。

5位:BeatLine

2011年SUMMARY初日、初めて9人で立つ現場。1年前の2010年SUMMARY初日ではほぼ全員が涙したJUMP。今年も泣いちゃうんだろうな、色々不安なときだよね、とにかく応援しなきゃ…っておこがましく思いながら入った初日。BeatLineを見て、そんな思いは無に帰した。
今でこそ難しいダンスをたくさんやっていて、ビトラなんてファンも踊れるレベルの楽曲になっているけど、当時は、振り付けにすごく時間がかかった、途中で心が折れた、とメンバーが口々に言っていたくらいに、BeatLineはこれまでから一気にレベルアップした段違いのダンスだった。
ただこの1曲を見るだけで、JUMPの今の意志の固さや振り返らずにただただ前へ進んでいくという決意を勝手に感じて、こっちが泣かされてしまった思い出の曲。

あんなにビトラのこと悪く言っておいてどの面下げて!って感じだけどw、ビトラそのものはすごく好きで度肝抜かれた曲。


次点(シングル):「ありがとう」~世界のどこにいても~、Ride With Me、FantasticTime

ありせかは面白すぎて最高に好き。
後はやっぱりダンス曲が好き。


次点(カップリング):Deepnight君思う、Romeo & Juliet、BOUNCE、School Girl、ChikuTaku

特に好きなのはBOUNCEとスクガかな。
BOUNCEのダンスめちゃくちゃ好き。メロディもどこか切なくて好き。
スクガは、JUMPの大きな武器の一つ・可愛さを全面に出した曲で大好き。

 

次点(アルバム):切なさ、ひきかえに、Come Back…?、RELOAD、JUMPingCAR、B.A.B.Y.

切なさ、ひきかえには本当にめちゃくちゃ好きで、一時期こればっかり聴いてたな~。
頭がいいからこそ簡単で伝わりやすい言葉を選んで作詞出来る薮くんの才能に満ち溢れた1曲。「You are my light」ってシンプルな言葉だけどこのワンフレーズで歌詞の中の恋心が痛いくらい伝わってくる。薮山を中心にJUMPのメンバーが切ない声で歌い上げてるのがまたとてもいい。
メンバーの中にもファンが多い1曲だし、いつかまた聴きたい。

 

次点(そのほか):殺せんせーションズ、心・技・体、トビラの向こう、TO THE TOP

殺せんせーションズはダンスがすごく好き!
下記3曲はアルバムに入って本当に嬉しい。

 

★Hey!Say!7部門

1位:脳内☆Dance

サビのキャッチーさが大好き!

 

2位:ガンバレッツゴー

生命力がみなぎってくる。我々はアイドルに生かされているのだと感じられる1曲。

 

3位:カワイイ君のことだもの

バックで踊ってるBEST兄さんありきかもしれないけどずっと大好きな曲でずっとBESTコンでやってほしい曲。

 

次点:S・O・S
これも大好きなのですごく悩んだ!


★Hey!Say!BEST部門

1位:ス・リ・ル

「刺激的であれしびれるくらい そして何よりも自分らしくあれ」はい最高。
ちょっとトンチキでちょっとセクシーで歌詞がはっちゃけてて、その全てがアイドルっぽくて最高。

 

2位:Score

ちゃんとセトリに入ってるのに、オーラスのトリプルアンコ、本当にラストの1曲に選ばれたのはScore。外周を歩きながら心から笑っている笑顔を見て「ありがとう」と歌いたいのはこっちだよと涙を拭った。BESTのSTは「セレクトチーム」…寄せ集めって意味かもしれないけど「横を見ればいつでもBESTな仲間がいる」って歌詞がぴったりな正式な1つのチームになったね、大好きだよBEST。
(20XX年未来のはてなブログから抜粋したBESTコンレポより)

 

3位:スパイシー

薮くんがかっこいいから好き。

 

スタートデイズは、コンサートでのパフォーマンス次第でめちゃくちゃ好きになるんだろうけど未知数なので一旦外した。

 

★ユニット・ソロ曲部門

1位:オリジナル色

鬼才作詞家・薮宏太の新しい一面を見られる傑作。テレ東の寵愛を受けたやぶひかの幻の1曲…って幻にしないでほしかった!
もうメンバーカラーが赤と青じゃないので歌えないのかもしれないけど、テレビで数回披露しただけで終わってしまったのは本当にもったいない、頼むから死ぬまでに生で見せてほしい。

 

2位:UNION

音楽が大好きな有岡くん×ベースの鍛錬を欠かさない光くん×JUMPの歌唱メン薮くん、3人の得意分野が遠慮することなくぶつかり合い、最高点で重なり1つになるこの姿は、正にUNION!ツアーでどんどん歌い方やパフォーマンスを変えていき、進化していくところがすごくかっこよかった。
薮くんと光くんの2番の歌詞が、どうもこの時に薮くんが置かれていた状況に重なるなぁと思ってしまって、ぐっと来ます。「チャンスもう待つのも面倒今起こせUNION」は、「薮に歌わせたい」と言った光くんの実行力のあらわれだなと。

 

3位:YOU&YOU

オリジナル色とUNIONはどうしても思い入れが強すぎて外せなかったのですが、そういう担当フィルターを外すと間違いなく1位。これもまたウィークエンダーのように、純粋に楽曲が優れていると思う。切ないメロディと物語を感じる歌詞、お互いの特技を活かしたパフォーマンス、2人の良さを最大限に引き出してて大好き。


次点(ソロ):麗しのBadGirl、1000LIGHT、ミステリーヴァージン、パフューム、RainDance、蜘蛛の糸、みちしるべ

うーん、ここに書いたの本当にどれも好きだな~!特に好きなのはパフューム、RainDance、みちしるべかな。みちしるべの高木くんの澄んだ声、今でも昨日のように思い出せるよ。
パフュームは歌詞に物語がしっかりあって大好きなんだけど、天国ドームでBESTバックだったのをもう一度見たい…。


次点(ユニット):Yes!、ペットショップラブモーション、僕とけいと

Yes!は、光くんが嫌がりまくってていやいやエロいことさせられたっていうのが最高だったけど、もう今の光くんはこういう曲をやることに恥じらいとかないんだろうなと思うので、ちょっとノスタルジックな気持ちになる。

ペトラは担当フィルターを外すとYOU&YOUに続いて2位かもしれない。振り切っていて天才。4人が動物の格好をしているけど、4人ともそれぞれに違う可愛さがあって、皆違って皆いい!伊野尾くんをブレーンにノリのいい3人が思い通りにぶりっこして、4人の相性も抜群。

JUMP全員を愛し愛されている知念くんだけど、一番は圭人ってこと?と思わされた「僕とけいと」。
売れて大きくなっていくJUMPの中。「あぁずっとこのままいれたらいいな」という歌詞が切ない。


★現場部門

Hey! Say! JUMP TENGOKU DOME 何が起こるかわからない!? 東京ドーム

JUMPの歩みを物語のように第1章、第2章、と分けていくならば、間違いなくこのコンサートが「第1章」の最終話で、1つの区切りだと言って過言ではない。
薮くんの涙、一人ひとりの心のこもった挨拶、未熟なグループだからこそ一生懸命さと純粋さが輝いていた、JUMPの成長物語の中で忘れられないストーリー。

 

次点:
Hey! Say! Jump-ing Tour ’08-’09、Hey! Say! JUMP CONCERT TOUR ’09、Hey! Say! サマーコンサート’09 JUMP天国TENGOKU-、SUMMARY 2010、Hey! Say! JUMP &「勇気100%」全国ツアー、JOHNNYS’ World、Hey! Say! JUMP 京セラドーム Countdown Concert 2015-2016

2007年のデビューコン以外、2008~2016まで全種類行ってると思うと我ながらよくここまで愛が続いてるな~と思う。
公演として忘れられないのはSUMMARY2010初日かな。皆が泣いた初日。今でもJUMPが懐古しまくってるのがちょっと嬉しい。
他に思い出に残ってるのは、初めて仙台に凱旋した09春コン、震災直後で10人最後のコンサートになった勇気コン、全員で座長を務めたJW、ひたすらお祭りのように楽しかった初単独カウントダウンの京セラカウコンかな。
セトリとして好きだったのは、JumpingTour、天国、サマリ2011、勇気、carnival。

 

★担当アンケート

八乙女光

JUMPの入口は山ちゃんでした!

 

以上。

投票結果、すごく楽しみです!!