過激なレプリカ

模造品づくりにフルスロットル

井上瑞稀くん、16歳のお誕生日おめでとうございます。

瑞稀くんを見るたび、字は体を表すという言葉は迷信ではないのだと実感することができる。

瑞…天が善政に感じてくだす、めでたいしるし。めでたい。
稀…めったにない。めずらしい。少ない。まれ。

ちなみに、実際の名前の由来は「みずみずしく育つ木」だそう。


井上瑞稀は神の子だ。

幼少時代体操とダンスを習っており、小学校低学年でジャニーズ事務所入所。

2000年生まれで2009年入所。16歳の今、既に入所6~7年も経っている。

長い手足を存分に使ったバレエのようなダンス、恐らく声変わり中ではあるがミュージカルスタアのような歌声、自身で常に新しい目標を掲げるアクロバット、スケート選手ならば技術点も芸術点も申し分ない、滑らかなローラースケート。

パフォーマーとしてこんなになんでも出来るアイドルはなかなかいないのではないだろうか。
よくもまぁこんな子がいるものだと思う。

 

 

瑞稀くんに興味を持ったのは昨年12月。
年末の恒例となったJOHNNYS' WorldのレポがTwitterで流れ始める季節だ。
「ジャニワやばい」といういつも通りの感想と共に、見慣れない言葉がタイムラインを染めていた。
「とりあえずHi!Hi!JET」「Let's go to earth差し置いてのHi!Hi!JET」「龍も一緒にHi!Hi!JET」「何回やるんだHi!Hi!JET」「頭から離れないHi!Hi!JET」

Hi!Hi!JET。ふむ。
ジャニーズJr.で新しいユニットが生まれたことは何となく知っていたけど、この様子だと曲名のようだ。
ジャニヲタがやばいと口を揃える曲が、やばくないはずがない。
少クラで放送されたようだったので、私は早速動画を検索してみた。

ん?誰だこの背の高い神木隆之介は…。

えっ?

井上瑞稀!?!?!?!?

嘘でしょ!?いつの間にこんなに大きくなったの!?!?!?

神木之介ですやん!!!!!!!!!!!!


一瞬で、赤い実弾けた。
確かに神木之介くんは好きだが、特別ファンというわけでは全くない。なので、何故「神木之介に似ている」ということに高揚したのかは今でも謎だ。
というより、スノープリンス合唱団の頃の、頬が赤くてりんご病のようだった子どもof the子どもが、こんな風に立派な男性に成長していることに衝撃を受けたことが大きかったんだと思う。

そしてまた、曲が噂に違わずやばかった。
やばい。これ嫌いなジャニヲタいる?と常套句をくっつけたくなる「やばさ」。

私がアイドルを好きになるときは曲がセットだ。
現在の担当・八乙女光くんを好きになったときも「UltraMusicPower」が素晴らしすぎて、この曲を生で聴いてみたい!と思ったことが、コンサートに行くきっかけだった。

朝昼晩寝る前と、Hi!Hi!JETを服用する日々が続くと、もちろん同じ感情が芽生えてきた。
「『Hi!Hi!JET』を生で見てみたい」

1月の中旬、私は帝国劇場にいた。

 

 

JOHNNYS' World
ジャニーズ銀座
SUMMER STATION
少年たち~危機一髪~
DREAM BOYS

そこからズブズブと、10ヶ月の間に瑞稀くんを7回だけ見た。
ステージに立つ瑞稀くんは本当にかっこよくて、美しくて気高くて、神々しいオーラを放っていて。
そんな瑞稀くんの中身は、真面目でシャイ。垣間見えるミサワみたいなドヤ発言も愛しい。

クリエのMC、話が長くなっているときに、見学の先輩を紹介する流れになって「でも!もうあのランプが点滅してるから話終わらないと!」って融通の効かない真面目さが出て来ちゃう瑞稀くんと、「もうちょっといけるでしょ~」と柔軟に対応して先輩を紹介するはしもっちゃん。
はしもっちゃんこと橋本涼くんは、瑞稀くんとのバランスがとってもいいシンメ。

瑞稀くんを好きになったことで、はしもっちゃんはもちろん、天使のような羽場友紀くん、ローラースケートの申し子猪狩蒼弥くん、らじらーもやっている瑞稀くんの親友高橋優斗くん、classmateJなど、まわりのジュニアもまるっと好きになってしまえて、楽しい。
そう、楽しい。
瑞稀くんを好きになって、私は楽しいです。

 

 

井上瑞稀くん、16歳のお誕生日おめでとう。
瑞稀くんがよく口にしている「成長」なくして語れないような、お仕事に恵まれるステキな1年になりますように。