過激なレプリカ

模造品づくりにフルスロットル

Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2015「JUMPingCARnival」①

JUMPing CARnival、仙台で初日の幕が上がりましたね!おめでとうございます!ありがとうございます!

ということで、セトリごとの感想、思うことを書き殴った日記。

一気に書こうと思ったけど思いが募りすぎて、5曲で既に7000字あります。

最後まで書くか分からないけど(毎年途中まで書いて断念してしまっている)、とりあえず5曲目まで。

ここ2年のコンサートと比較していることが多いです。

13年→矢印コン、14年→Smartコンと表記。あと14年のドームはWithコン。

長くなりすぎてる曲は小見出しをつけました。

あと、やぶひかメモをつけていますが、やぶひかの萌えポイントというよりは、薮くんと光くんの見所、という単体の意味で残しています。

MCについてはTwitterで。

★OPV

車のアップから始まって、黒いマントの魔法使いJUMPがCARnivalを魔法で作っていくような映像。ハリーポッターみたいな衣装。ちょっとハロウィンっぽい?

光くんはライト役。可愛い。光くんがライトを照らすと会場にも照明が…!

矢印コン、Smartコンみたいに顔と名前が出て来るだけのOPVではなく、ちゃんと物語・演出が為されているVTR。見応えがあります。薮くんのウインクに即死。


ウィークエンダー

SmartコンはOPが地味だったって反省していて、CARが一曲目だとその課題は解決出来ないんじゃないかな?と思ってた。そこで手持ちの強い曲といえばウィークエンダー!予想の範疇だったし妥当かな。
私は新曲が一曲目のほうが「新しいコンサートが始まる!」って気持ちになれて好き。既存曲だとその感情を味わえないので少し寂しい。

初日が土曜日だったので、「土曜日」をテーマにしたこの楽曲を最高のカタチで聴けて大興奮した。
逆に、今後は水曜~金曜と、平日日程が多いので、「水木金じゃまだ早い~♪」って聴かされると違和感があるような。

演出

上から降りてくる足場に乗って登場!(正しい言葉が分からない)

上から降りてくるという神々しさ、OPからファンの意識の中のJUMPを高いところに位置づけるマウンティングに成功してる。

これまでも鶴とか地球とか龍とか色んなものに乗っていたけど、当時の「へぇせぇじゃんぷは天からの使いじゃ…この穢れた世界に舞い降りた天使たちよ…」という気持ちから、「き、き、きなすったァー!!!!ウルトラミラクルスーパーアイドル!Hey!Say!JUMP様のおでましだァー!!!!!!!」っていう心境の変化があった。本人たちの成長、アイドルとしてのステージの変化、楽曲の違い、コンサート数の減少などなどがそう思わせてくれたかな。

大サビの「水木金じゃまだ早い~♪」で踊らずに階段を一歩一歩下りてくるJUMPの強さに圧倒される。衣装の派手さもあいまって、歩くだけでこんな存在感を示せるJUMPに頼もしさを感じる。ナイス階段使い。

 

衣装

めちゃくちゃかっこいい!王様みたいな、ゲーム世界みたいな、2次元感のあるスーパー派手なメンバーカラーの衣装。
今回の衣装の監修は山田様。デザインはもちろん素材も指示してがっつり関わったようなので、また山ちゃんの才能を見つけて尊敬が止まらない。

 

やぶひかメモ

ステージが横イチで狭いのでやぶひかがずっと隣でヒャッホウ!ってなる。

光くんは仙台2公演は自分のパートで挨拶・シャウト。これからもこうなりそうかな。

 

★Come on a my house

わーまじか。って初日は思ってしまった。2曲連続既存曲。これは昨年の悪夢再びか…?と背筋が凍る。カモナに至っては今回のアルバムの曲ですらない。昨年のスパデリを聴いたような気持ちになる。

でもまぁ…カモナだしな、とすぐ気を取り直す。

可愛くて…浸透していて…メンバー同士の絡みがあって…皆で踊れて…Hey!Say!JUMPらしさのエリートであるカモナは、やっぱり序盤で歌われるにふさわしいのかもしれない。

ただ、Withコンも、Smartコンも2曲目がカモナだったので既思感がすごい。JUMPの演出の歴史はずっとずっと既思感に呪われている。1曲目がUMPだったり、紗幕が3シーズン続いたり。一度認められたことや、確立に成功した個性を捨てられないのだろうか。やりたいことよりも求められることを優先してきたJUMPらしい。JUMPのこういう「クライアントワークス」な姿勢が大好きだし、実績のある方を選びがちなのは自信のなさの表れなのだろうかと思うと愛しいし、そういう世代なのかなぁ、と勝手に思ったりもする。

肯定しているわけではない。

光くんが光る日常で書いていた「強い武器でずっと戦っていたらそりゃ勝てる。だけど弱い武器で戦うことも成長のために必要」って部分を読み上げたくはなる。

これは後のビトラでもふれたいところ。

 

やぶひかメモ

「もっと君を知り隊」がやぶたかを邪魔しなくなったのがいい。

あのズッコケ三人組こといのありひかのやぶたかを邪魔する映り込み、可愛くて面白いけど、自分がやぶたか担だったらキレてるわ!っていつもハラハラしてた。

★Ride With Me

わーまじか。って初日は思ってしまった。3曲連続既存曲。これは昨年の悪夢再びか…?と背筋が凍る。ライミに至っては今回のアルバムの曲ですらない。でもまぁ…ライミだしな、とすぐ気を取り直して、と、カモナと同じ気持ちを繰り返すことに…!

 

ライミはJUMPのダンスパフォーマンスでいっちばん大好き、いや、大好きを通り超えて世界中に自慢したい!!と思っている。
Smartコンでも、これを生で見れるなんてどんだけ贅沢なんだよって感動した。初出がテレビだったから、余計に。

その気持ちは今年も薄れることがなかった。
ほんとにかっこよすぎて、泣きそうになりながら、この振り付けっていくらくらいかかってるんだろう…?100万くらいかかってるのかな…?もっと…?振り付けの相場が分からねぇ…と考えてた。

やぶひかメモ

初日は、「チャンネル回せばニューッス!」でありとめがハモってたように聞こえた。チャンネル増えてた。スカパーも契約してたレベル。でも、二日目はそんなことなかったので、空耳か偶然の産物か、二日目が出来なかったのか。まぁ歌唱メンでもないからそんなことわざわざやらないか…?

 

ライミは薮くんの活躍の場が多いので、ソロパート前には光くんを見ている双眼鏡を外して、スクリーン前へ目をスタンバイ。

「サバイブするまで誰か蹴落とす」蹴落としてー!!!

「傷つけあうことに意味なんてないんだ」そうだそうだ意味ねぇよー!!!

「悩んでる時間もない」見とれてる時間はあります!!!!!!!
女子アイドル的な、セルフプロデュースの観点がないと出来ない、ソロアングルでの表現力。

薮くんは絶妙のタイミングでウィンクしたり、すっげー怖い顔で睨んで来たり、音に合わせて風を切るように腕を振り落としたり、とにかく表情と体が曲と連動して、動く。

その連動は、アクセントダンスのように音とぴったりだったり、歌詞とぴったりだったり。

歌詞については、私の大好きな言葉「歌手は歌の代弁者だから、歌詞を理解して、気持ちをこめて歌う」と言っている通り、薮くんは歌詞を届けるような聞き取りやすい歌声・歌い方、その歌詞を手とか表情でも表現してくれる。

過去の例だと、「RainDance」の「愛に溺れたい」では、ハートを描いて、指を下げたり。「Score」の「そっと夢見て空見て君には見える」では、胸に手を当てたり、上を見たり、指を前に指したり。

ライミでは、「蹴落とす」で手をバスケのドリブルするように動かして蹴落としたり。歌詞だけじゃなく、一番力の入る「とす」のときにその動きをするので、音とも合っていて。

 長くなったけどとにかく薮くんのソロパートが大好きで、スクリーンに抜かれるたびにギャーーーーーーーーー!!!!って真髄から声を出してしまう。

ソロパート抜かれ表現力は、あと、山ちゃん、大ちゃんが高いと個人的には思ってる。

光くんは基本的にいつも同じような表情だからな~w手も、胸にあてるか頬を人差し指でなぞるかくらいじゃね…?

でも、表現力=自分をどう見られるか計算できる、ということなので、光くんの無意識な行動を見つけて萌えたり、シャイさを愛しているひかにゃん担の私としては、いつまでもこのままでいてほしいなと願う。光くんがあざといセクシーな顔とかあざといぶりっことか毎回見せて来たらいやだ。

 

話がそれたけどこの3曲からの始まり、最高だった。

Hey!Say!JUMPが名刺を差し出して挨拶してくれるような3曲であり、「オススメのもの3つください」って言って出て来る3曲がこれ、異存なし。

裏を返せば、また去年と同じ「新しくコンサートに来てくれる人のためにもこれまでの曲をやりますよ」ってテーマでやるのかぁ、って感じもした。やっぱり、個人的には見たことないJUMPを見たいから、シングルを抹消して、カップリングやアルバム曲に力を入れてくれるのが理想だし。

だけど、既存曲を選ぶにしても、Smartコンのoverマジパ瞳スク等々のセレクトよりもずっと、「盛り上がりがすごい!」「メンバーが可愛い!」「ダンスがかっこいい!」ってすみわけが出来た既存楽曲の3強で、まずはこれを見せたいというセットリストにとても共感できた。すべてメインステージで披露し、圧倒的なパフォーマンス力を見せつけることで、派手なOPを飾れたのではないだろうか。

★JUMPing CAR

ブーンブーンブーン!と聞こえて来ると、よっしゃやっと来た!!!こっからアルバムツアーが始まるぜ!!!とひと安心。

アルバムの表題曲でもあるCARはどんな演出なんだろう、と思考を巡らせたが、やはりセクゾが以前使っていたような、車のセットかなぁと短絡的に考えていた。

が、全然違った。
裏で上着を脱いで出て来たJUMPたちの手には、タイヤやフラッグやハンドル…そう!!!何と自分たちで車になるつもりなのだ!!!!!!!何て健気な!!!!!!!!!!!
魔法使いだから部品があれば魔法で車を作れるということなのかな。


JUMPコンは、「か、かわっ…(絶句)こ、こんなにかわいいもの見たことない…(号泣)」「うううう多幸感でラリってくる…あは…あはははは…!!!!!!」ってなる至高の1曲が鍵になる。それこそがHey!Say!JUMPというドラッグの正体だから。
過去を辿れば2011年・勇気コンの愛ingがその走りであり、矢印コンはカモナであり、Smartコンはスクガだったと思う。その役割を今回はCARが引き継いだ。

カモナ・スクガと違うところは、がっつりダンスしないところ。やっぱりダンスで可愛さを表現するほうがパフォーマンス力が強いので、その点は残念。

だけど、車の部品を持って簡単な動きだけど横ジャンプして移動したり、行進したり、ドライブしたり、芝居がかったミュージカルのような演出は、JUMPの中では目新しくて最高だった。SUMMARYやってた癖に、その後はシンプルに生歌で魅せる!ダンスを魅せる!って方向にハマってたからなぁ。
今回は全構成通して、とにかく小道具使いが上手い。

やぶひかメモ

光くんはメンバーカラーの黄色いタイヤ(車軸つき)を持っていて、最初は傘みたいに持ってぴょんぴょん飛び跳ねてる。トトロがはすの葉っぱを傘代わりにしていたシーンを思い出した。可愛い。妖精かな…トトロというかコロポックルかもしれない…。

車完成後は右の前輪を担当するんだけど、そこでタイヤを真正面から見せられると、うわー色的にも柑橘類の断面みたいなタイヤだな…→てかはっさくじゃね…?→はっさくといえばやぶひか!!!!と都合のいい思考回路。薮くんは右の後輪だよ!右輪は任せろ!!

演出

そして、ようやくメインステを出て縦花を歩き、センターステージへ。

この、じわじわ移動する感じもすごく上手だと思った。

これまでだと、出来るだけ早く皆の元に行くね!という気持ちからか、3~4曲目ではすーぐ外周に飛び出すことが多かった。

1曲目の高いところから登場する演出と同じく、焦らしながら少しずつバクステへ向かう構成が、少しずつ少しずつ楽しませてるというか、出し惜しみしているというか、マウンティングに大成功していると感じる。

JUMPといえばファンサ、会いにいけるアイドル、といった活動や構成が多かった数年前までと違い、Smartコンから外周をなくしてタオルやペンライトを使った演出で一体感の醸成に挑戦、今年はさらに「手の届かないアイドルオーラ」がプラスされていると思う。

手の届かないアイドル、というと悪い意味に捉われそうだが、逆だ。これまでの「手の届くアイドル」を演じて一人ひとりの要望に応えることに重きを置くと、ファンサがもらえなかった、近くに来てくれなかった、という個々の不満を生みがち。だけど、「手の届かないアイドル」像を作りさえすれば「あのアイドルを!!今生で見れている!!!」というありがたみのハードルを下げるのがたやすくなるのではと思うからだ。もちろん全員には当てはまらない。人の求めるものはそれぞれで、近い距離感にこだわり続ける人もいるだろうし。

ただ、地上にあるものだと、誰かからは近くて誰かからは遠いって不公平が生まれてしまうけど、地上から太陽を見ていたら、皆から遠くて平等。そんな感じ。

だけど、どのアイドルでも実践できることではない。太陽がはるか遠くにあっても地上まで光を届けているように、強い輝きを放つパフォーマンスをしなければ・オーラを創出しなければ、手の届かないアイドルを演じることは出来ない。
うーん、パフォーマンスよりオーラが大きいのかな。そしてブランドがオーラをつくる。

JUMPがこれからもっともっと知名度と人気が上がって、国民的アイドルグループになれば、「今生で見れている」ことへのありがたみのハードルはより下がっていくだろう。
もちろんその頃には、「生で見ること」へのハードル、チケットの倍率は高くなっているのだから。

今までのJUMPも大好きなので、これまでの距離感に対して安売りしていたとは決して思ってないけど、Smartコンに続き、客席との距離感の取り方が変わって来ているな、と感じる演出だった。

一番JUMPが不安げで、「浮気しないでね」「離れないでね」と言っていた矢印コンから、なんて状況が好転したんだろうと思うと感慨深い。

話がそれてしまったけど(お得意)、途中の「JUMP!JUMP!JUMP!JUMP!」って外向いて煽ってから、中向いて「オウ!オウ!オウ!オウ!」ってカバディみたいな動きするのがほんとに最高!
私の今年のコンサートのMVPポイントはここ!!!!!

あ、あと、「Fu-Fu♪」ってファンも歌うのかなと思ってたけど、誘われなかったね!

★Viva!9’s SOUL

JUMPとしては初めてのメンバー紹介曲!
アルバムで聴いたときは、うぅ…初めてのメンバー紹介曲がこれかぁ…何かダサい…って落ち込んでたけど、コンサートでやったら最高に盛り上がるううううううううううううううううううう(予定調和)

振り付けもいい感じにダサくて、ダサカワ路線に振り切ってるのが良かった。
テンポも何か速くて、サビもCDでは2度あるところ1度になっていて、9人があっという間だった。
メンバーがステージにいて、おのおの好きなことしてるのがいい。メンバーがメンバーの名前を一緒に呼ぶのもいいんだよな~。

全員生歌でテンポも速いし既に相当疲れてるだろうから、割とぐだぐだw歌詞や煽りもアドリブ入れたりして、ニュアンスで乗り切ってる人多数wそれが生感たっぷりでめっちゃ楽しい!
大ちゃんが全部言い切れてなくてこれは知念くんに「もう!いつになったらちゃんと紹介してくれるの?」って可愛く怒られてそうだなぁとか。

裕翔くんはめちゃくちゃ激しく弾けてて最高。伊野ちゃんの紹介の「目指す先」でも前に出て来て笑いを誘ったり。

 

やぶひかメモ

光くんはスクリーンを見たり、手叩いて笑って隣のメンバーと喋ってたり、楽しみすぎ!光くん自身が皆の紹介RapをJUMPのファンみたいに楽しんでるのが可愛すぎた。10000字でも自分が一番のJUMPファン的なこと言ってたけどほんとに大好きね!

ちなみに薮くんの「ナァナァナァ~ナナナナ~!」は歌い出しが結構危うくて後半持ち直す感じw「やぶ!こー!た!」でピースからウィンクした薮くんには赤い実はじけました。

伊野ちゃんに紹介される光くんは、フェイスで顔をなぞったり、ベースでエアベースしたり。最後のほうは曲のテンポ通りひょうきんな感じ。いのひかの男子高校生的わちゃわちゃ感。
音源で聴いたときは、光くんの歌詞もっと何かなかったんですかね(涙)ってくらい短くめで寂しかったけど生で聞くと気にならず。

音源で聴いてひっかかったところといえば、光くんが「誰もが注目 お前に釘付け 絶対エースだ」って歌詞。この歌詞自体はリズムも良くて大好きなんだけど、いちメンバーがいちメンバーに「絶対エースだ」って言わせるの…てどーなのよ!?みたいなよく分からん嫉妬があって。山田涼介様エース教大信者なんだけどな!
そんなこともあり、コンサートでも、山ちゃんが紹介されるために前に出て来た瞬間、もう歓声がすごくて、オウオウオウ!こっちはかませ犬かよ!!と拗ねたw

でも、やっぱり、光くんが山ちゃんを堂々と世に送り出すように力強く紹介しているのを見ると、段々、このたびはエース様を紹介するという貴重な任務を下さってありがとうございます(涙)という気持ちに…!

 

今コンサートの核を作ってるのはやまひかだから、光くんが山ちゃんを紹介することにとても意味がある気がして、任されたことが嬉しかった。

 

あと、音源だと「きかせてそのブレース」だったのが、「き」を前に持って来て「きぃー!かっせってそのブレース」に変えていた?のがめっちゃかっこよかった!

 

合法的に「ひかる!ひかる!」って自担の名前、メンバーの名前を叫べることが嬉しい。女子アイドル現場だったら名前のコールがいっぱいあるけど、ジャニーズではなかなかこういう機会でもないと名前叫べないから。名前を叫ぶだけで幸せになれるというとても安いファンです。

 

 

つづく