過激なレプリカ

模造品づくりにフルスロットル

「SUPER DELICATE」PV解禁日に「ありがとう〜世界のどこにいても〜」PVを振り返る

去年、こんな日記を書きました。
この場所では、今後も過去別の場所で書いていた日記や過去のついーとを持ち出して改めて書くことも多いと思います。過去感じたこと、今思うこと、未来への期待などを乱雑に織り交ぜながら、自分の中のHey!Say!JUMPを構成していきたい次第です。

昼休み、JUMP新曲PVを見て思ったこと(notねたばれ)
2010年12月13日13:33
400X年。温暖化により地球は人間が住むことの出来ない、惑星としての死へ向かっていく。「人間」という種族を絶やさぬため、他の惑星への移住計画や、人間の更なる進化など、あらゆる「未来づくり」に、地球一体となって立ち向かうべく【国】という概念はなくなり、世界は一つになる――。
そんな未来を見据えて、天才天文学者のジャニーKは、現存する世界中の国の言葉を話すことの出来る10体の翻訳アンドロイドを作り出した。日本という国を覚えておくために、西暦ではなく、年号をもじって「Hey!Say!JUMP」と名前をつけて。


アンドロイドは、温暖化が進んだ高熱の地球でも、酸素のない宇宙空間でも生存することができる。400X年において、人間からの嫉妬や憎悪の対象になることは間違いない。
彼らには、もちろん感情はない。だが、もし<感謝>という思考を与えることができれば、人間からアンドロイドへの畏怖はなくなり、愛される存在になれるのではないか。


ジャニーKは、多くの発明により、人間から<感謝>されることはあった。だが、それはあくまで彼の天才頭脳によって利益を得た者のくすんだ<感謝>であり、ジャニーK自身は、人間から、愛されたことも、そして、自らが他人に<感謝>したこともなかった。


だからこそ、ジャニーKは、世界中の<ありがとう>という言葉を、真っ先に彼らにプログラムした。しかし、アンドロイドのほうから他の誰かに<感謝>するなんて、一体どんな状況下の話なんだろうか。喜び合うとき?それとも、励まし合うとき?いや、いつも歌うように、合言葉のように、<感謝>を口にしてくれたら――。自身でも全く想像のつかない話に、ジャニーKは初めて自分の知らない未来が存在することに気付き、笑みを浮かべた。


ついでに、より愛される存在になってほしいという願いを込めて、全員めちゃくちゃかっこよくしておいた。


※白い服はジャニーKが好きだったスパイ映画にインスピレーションを受け、つくられたものである。それに対し、青い服は、公的なサミットなどに参加する際の、いわゆる【制服】。

私は、ありせかのオソロイの衣装や、世界観がすごく好きで、こんな妄想に想いを耽らせていました。


私の調べが甘いだけかもしれませんが、Hey!Say!JUMPのPVが公開されるにあたり、監督といった裏方・ディレクター・ブレーンから「こんな意図でつくった!」という情報は、いつもあんまり入って来ないような気がします。いや、ほんとどこかで公開されてるかもしれませんが、個人的にはあんまり見たことがない。


コンサート等で先に曲を聴き、パフォーマンスを先に見てると、先に自分のイメージを作り上げてしまう。自分の思い入れがどんどん強くなっていく。だから、後から公開されたPVが自分の好みじゃないと、そもそも、何でこうしたの?って疑問と不満がわいてしまいます。
ファンの知らない場所で、プロがたくさん集まって、一生懸命考えて、どうしたら最良のビジネスであるかって、ちゃーんと考えてつくられているとは思ってるんだけどな。好き=魅せ方を知っているというロジックだと新しいものは生まれないしね。


「ありがとう〜世界のどこにいても〜」に関しては、「世界」という楽曲のテーマと、宇宙服っぽい衣装に代表される「宇宙」なPVのイメージとか、曲の近未来な雰囲気が妙にマッチしてるように感じて、個人的にはつじつまに納得がいっていた。(後から加筆する必要あるかな、これじゃちょっと感覚的過ぎるw)

アイドルの楽曲のイメージは、とっても多角的に構成されていく。
歌詞と楽曲、パート割、ダンス、フォーメーション、コンサートや歌番組でのパフォーマンス、PV、ジャケット写真、それらの衣装、パート割、タイアップ…。
じっと見つめてるヲタクだからそう思うのかもしれないけど、マイク一本で勝負してるわけじゃないから、とりまくものはシンプルではない。
すべてをまるっと統一することなんてできるないんだろうけど、<Hey!Say!JUMP=ダンス・フォーメーションのパフォーマンススキルの高い集団>というアプローチを「今」お願いしたい中で、「SUPER DELICATE」は最高の一曲。


そのアプローチに、やっぱり私服風衣装は残念だったんだなー。


私服風衣装のメリットって何なんだろう。
私のような、偶像崇拝信者にとっては、アイドルの非日常的な神々しさを見せ付けられて、対象を神格化していくことに喜びを感じるから、アイドル衣装がいいし、オソロイの衣装がいいんだけど、Hey!Say!JUMPの主要ターゲット層であると思われるティーンにとっては、私服風のほうが、リア恋感情を刺激して効果的なのかなぁ…。


OVERもダンスパフォーマンスのかっこいい曲なのに何故に爽やか大学生!?と結構がっかりしたんだけど、その反面、始まりがドラマちっくになってるところは可愛かったな。AKB48さんたちがされてるような、もしくはKinKiさんの「鏡の中の六月」みたいなドラマにも挑戦して欲しいものです。
「メンバーと演技するってすっげー照れるんですよ!」とか言いながらね。


と、いうスパデリPV解禁の感想でした。
結局いつもPVよりメイキングが待ち遠しいです。


因みに、私の過去のPVの印象はこんな感じ。(上記に出たもの除く)


●UMP・・・世界観最高。ただし、ハチマキに難あり。

●ドリカム・・・光くんのビジュアルはこれが一番好き。テーマは悪くないが別撮りが多く、メンバーの夢に差がありすぎてワロタな感じが何かしょぼい。

●Yourseed・・・ダンスを見せ付けたい感じが良。

●シャドボ・・・かなりの傑作。ストーリー調はいいよね。かっこよく仕上がってる。

●瞳のスクリーン・・・サムライ、とは…?ダンスシーンが全くないのが不満。

●MagicPower・・・衣装とPVの舞台が統一されていて悪くない。でも面白みはない。