過激なレプリカ

模造品づくりにフルスロットル

Hey!Say!JUMP10周年を楽曲と共に振り返る~2011年編

「10周年で何の曲をやってほしいのか、10年間を振り返って答えを出す!」という目的のもと書き始めた「Hey!Say!JUMP10周年セットリスト選抜曲を考える」も、今回で5回目。
なのですが、もう10周年ツアーが4日後に迫る中で、全く達成出来そうにないし意図が変わりすぎている!ので、「Hey!Say!JUMP10周年を楽曲と共に振り返る」というタイトルに変えました!自分のための懐古日記のタイトルなんてどうでもいいんですがw

そして最初に予告していた通り2016年まで書ける気がしないけど、これででちょうど半分か。

2011年はどうしても書き残しておきたい年。

 

2011年、デビュー5年目。
震災があった年、9人になった年。
Kis-My-Ft2とSexyZoneがデビューした年。

個人的には光くんにとって、とてもとても大きな年で、一度目のターニングポイントだったと思ってる。

 

★2011年のリリースCD


6月29日7thシングル「OVER」
1.OVER
2.Born in the EARTH
3.愛ing -アイシテル-
4.ユー・ガッタ・モール
5.Screw

 

◆めちゃくちゃ売れた理由
1つ前のありせかが15.1万枚、OVERが26.5万枚。
一気に10万枚以上を伸ばしたOVERの記録は、デビュー曲「UltraMusicPower」を初めて超えます。3年8ヶ月ぶり。
ちなみに、そのOVERの記録を超えたのは「真剣SUNSHINE」の初週26.7万枚。5年もかかってます。

OVERが売れた理由は、Wikiに書いてある通り。

 

・3形態(初回1・2・通常)リリースがUMP以来復活(今では当たり前ですね)
・ユーザーコード入力で全30種類の着信メッセージがダウンロード可能
・期間限定、購入者にポスタープレゼント
・抽選で「JUMParty」プレゼント(記念すべき第1回!)

 

これらの嘗てない規模の販促活動に加え、何より一番大きかったのは、CDシングル発売直前の6月27日に森本龍太郎くんが無期限謹慎となり、結果として10人としてはラストシングルになったことだと思います。勿論、このときは「ラスト」だなんて言ってる人はいなかったけど。
戻ってくる・戻ってこないとか分からない、龍ちゃんに対する気持ちが各自どうであれ、とにかくJUMPにとって危機だ、私たちには何も出来ない、そう、「ただただOVERを買うことしかできない!」そんな心理だったのか、ファンの自然な購買活動はネットのいたるところで目にしました。

じゃんぺでメンバーが「たくさん聞いてくれたようでありがとうございます」と言ってたのも目にしたなぁ。1つ前が15.1万枚、ロクにテレビにも出ていない半年でファンが10万人増えるはずもなく、少ないファンで複数枚購入した結果の26.5万枚だったのではないでしょうか。


◆ファン投票で決まるカップリング曲(ただしアナログ)
2017年にリリースとなったベストアルバムにファン投票の楽曲たちが収録されましたが、JUMPのファン投票は、実はOVERのカップリングが初めて。
このシングルのリリース詳細が発表される3日前、名古屋でのコンサートMCでのこと。

「あの…何、っていうわけじゃないんですけど。次の3つの中で好きな曲ってどれですか?」
「別に、1番になったからどうかなるとかっていうわけじゃ全然ないですけど。好きな曲に拍手してもらっていいですか?」
「Born in the earth、太陽にLOVE MOTION、トビラの向こうの3曲です」

アリーナ規模でこんなことする!?!?!?
一体何だろう…と思いながらも、確か私はBorn in the earthに拍手。

Born~が一番多かったのかな。メンバーも「あー…」「はいはいはいはい…」「了解です~」って感じでよく分からないリアクション。

 

そしたら、わずか3日後に発表されたシングル詳細のカップリングにしれっとBorn in the earthが入っていて、仕事はえええええええええってびっくりした!!!

急に特典を大規模にしたことといい、ありせかで売上が最低枚数を記録したことによるテコ入れの時期で、ファンがちゃんと買うものを作りたかったのかな。

 

OVERがシングル化されることもコンサートで発表されたのですが、「OVERがシングルになります!」と言ったときよりも、その後の「カップリングには愛ingが入ります!」って言ったときのほうがキャアアアアアアアアアって反響が大きくて。
薮くんが「あれ、こっちのほうが反応すごいな」ってぼそっと呟いてて、その瞬間ぞくっとした。何て国民に敏感な王様なんだ!!!!!!

 

森本龍太郎くん
龍ちゃん。今イケメンに育ってる龍ちゃんと、4人の7を見てると、龍ちゃんがこのまま7にいたら、また違ったグループになってたんだろうなぁと夢を見てしまいます。別に今の7がどうってわけでは決してないよ。パラレルワールドを妄想しているだけの話。

龍ちゃんが喫煙で抜けたことに、正式にメンバー皆の言葉が聞けなかったのが苦しかった。
怒ってるのか恨んでるのか、自分を責めてるのか庇護の気持ちが強いのか、戻って来て欲しいのか欲しくないのか。
考えても考えても全部妄想でしかなくて、でも、そうやって何も言えないJUMPに離れていくファンも結構いました。
抜けた人の担当じゃなくても、その人に特別興味なくても、やっぱりグループの形が変わってしまうこと、歴史に傷がつくことの衝撃は大きいです。

薮くんは記者会見で謝罪したり本人の状況についてコメントしましたが、その他のコメントは、ふたつ。
じゃんぺで更新された、高木くんの「一度仲間になったら、ずっと仲間だ」という言葉と、伊野尾くんの伝説の縦読み「もりもとはやくもどってこいよ」という言葉。

どうしてもすがってしまう。この2つを読んだら、メンバーは恨みや怒りだけを龍ちゃんに向けたわけじゃないって、心が少し落ち着いた。

 

戻ってくるよねと口では言いながら、過去の先輩たちの事例から戻れないであろうことは分かってた。

「10人組」ってキリがいいし、「十」を使った言葉や熟語もたくさんある。その武器がなくなってしまったこと。
JUMPのグループの歴史に振り返れない出来事が黒く刻まれてしまったこと。
龍ちゃんという未来と、5人7の可能性が消え失せたこと。

そんなショックはあれど、私は事件発覚から一度も龍ちゃんを責める気持ちはなかった。

山ちゃんの同期で山ちゃんにグループで一番強く言える存在だったし、最年少と最年長はお互い両思いだったし、光くんも本当に可愛がってた。
私は、龍ちゃんと高木くんの関係がめーっちゃくちゃ好きだったんだよな~。

 

ベストアルバムの「トビラの向こう」「愛ing」には龍ちゃんの声がそのまま収録されててびっくりした。もう二度と触れないと思ってたから。いや、今もしれっと声が入ってるだけで、別に触れてないんだけど。
「H.ourTime」の歌詞には「たとえ別々の道を歩んでたとしても」なんて歌詞もあったりするけど、これは関係ないのかな。


☆OVER

リリースのタイミングで、MUSIC STATIONに出演したときのこと。

「ちょっと待って、ダンス揃いすぎじゃない!?」

それは、本当に突然でした。
これまで、「JUMPはダンスの上手いグループ」「JUMPはダンスが揃っているのが武器」だなんて、メンバー側もファン側も、大声で言う人はほとんどいませんでした。気付いてなかったのです、JUMPのダンススキルがこんなにも上がっていたことに。

JUMPはいつも通りに、当たり前のことを当たり前のようにやっただけ。普通にちゃんとリハーサルをして、ちゃんと真面目にダンスを踊っただけ。

女子アイドルグループの振り付け師として有名な竹中夏海先生もブログで褒めてくれるほど、世間でちょっとした騒ぎになりました。
http://ameblo.jp/takenakanaketa/entry-10914823517.html

JUMPからは、ありせかをきっかけにダンスを意識したというコメントがあったけど、このMステはそれが分かりやすく実を結んだ、大きな分岐点であったと思います。

なんて、ドラマチックに書いちゃったけど本当にちょっとした騒ぎになった、JUMPのOVERのダンスがめちゃくちゃいいって。メンバーも「いいねって色んな人に言ってもらえた」って今でも言ってる。

OVERは、光くんが結構前列で踊ってる曲。
FantasticTimeのポジションに似てるかな。

勇気コンで、光くんがお客さんにoverのダンスを教える振り付け講座があったんだけど、今思うと何故光くんがこんな大役をwww
当時のレポより引用。

(ο^w^)<ピンチはチャンスなんだover♪→歌詞違うとツッコまれる。(しかも音痴)→振付違うとツッコまれる。→「緊張しちゃったのかな?」とメンバーフォロー→(*’ー’)<光、難しいなら後半からにしようか!→自然とメンバーが光くんに振付を教えるコーナーに変更

明らかにキャスティングミス…!(カワイーッ!!!!!!)

 

☆Born in the earth

天国コンのテーマ曲という位置づけだったので今更の音源化だけど、2番のBメロがやぶひかで最高!

 

☆愛ing-アイシテル-

もう語るのがめんどくさい。
かつてコンサートで披露したJUMP新曲の中で、客席は一番のリアクションだったと思う。
あまりの可愛さにヲタクを唖然とさせ、その後絶叫させた、すごいリアクション。
これに関しては当時の日記をそのまま引用しましょう。

 

JUMP新曲大事件。あまりのぶりっこ振り付けに客席絶叫。破壊力異常。ライフポイント0。女アイドル戦国時代の土俵に何乗ってんすか。すごい。すごい。ネ申。

「女アイドルだ!」って思った。夏まゆみ先生が振付けてるんちゃうかなって。
あまりに可愛くて、圧倒されて、呆然として、当日は全くメロディライン思い出せなかった。
よくメンバーが「お客さんの反応を見てセットリストを~」とか「お客さんがイントロ聞いたときの反応が~」とか言ってるけど、これは、すんごい興奮が伝わったんじゃないかな。

振り付けがすごいから、映像を早く食い入るように見たい。皆ほんとやりきってる。ロミジュリのとき以上に、自分たちのやるべきこと、JUMPらしさを、ほんもののパフォーマンスに仕上げている。すっげーアイドルのプロ。
てか、サビで10人が手を繋ぐところで、もうヲタ悲鳴、絶叫、阿鼻叫喚ですよ。

すっごいぶりっこな曲やから、やまちねとか可愛すぎて本間やばかった。
結構、皆ソロパートがあった。
皆が歌ってるの見て、自担にもソロパートあるかなぁ…ってそわそわしてたんやけど、ものすごい可愛い大ちゃんの後に世界一可愛い我がエンジェル八乙女光のソロパートがああああ!!!!!!
可愛すぎて可愛すぎてもう本間早く楽にしてくれって思った…。

 

 

この曲がこんなに可愛いのって、やっぱりダンスありき。
9人になったから2人×5組のちょー可愛いペアダンスが出来なくなって、お手振り曲になっちゃったのは本当にもったいないなぁ。せめて全員で手を繋ぐところだけでもまた見たい。

ちなみに9人でペアダンスの振り付け踊った日が、実はある。
圭人が学校のテスト?でコンサート欠席で、皆ペアで踊ってるのに光くんがたった1人で踊らされていた、圭人不在の9人JUMPのコンサートが…。


9月21日8thリングル「Magic Power」

1.MagicPower
2.スクールデイズ
3.GET
4.Beat Line
5.眠リノ森
6.BE ALIVE

☆MagicPower

Mで始まってRで終わる!森本龍太郎だ!とか曲の時間が4分6秒で龍ちゃんの誕生日だ!とか都市伝説が横行した9人初のシングル。

 

初めてのバンドシングルなので、バンドメンバーが張り切ってて可愛かったな。
ハロヲタ出身の私はコンサートでかなり振りコピするタイプなのですが、マジパだけはなかなか正しく踊れるようにならなかった!何故なら担当がバンド担当だからです!!(ドヤ)

MVのクラシックな感じはあんまり好きじゃないんですけど、可愛い曲ですよね。

 

間奏の「JUMP!JUMP!Hey!Say!JUMP」は、皆言ってね!ってファンクラブから強制メールのようなものが来た。
2012年のコンサートでは、アウトロで死ぬほど「JUMP!JUMP!Hey!Say!JUMP」って言わされて、これでいつまで言わされるの!?って思ってたらいつの間にか捌けていた山ちゃんがサックスを吹きながら戻ってきて、あぁ、我々は山田様が再登場するまでつなぎに使われていたのか…ということもあった。
あと2013年のコンサートで、薮くんがマジパ終わりに「飛ぶよ!!」って煽ってくることがあったんだけど、\9回飛ぶよー!/\もう1回!/\もう1回!/\最後に1回飛ぼう!/みたいな煽りをされ、僅か1分程の間に9×3+1=28回くらい飛ばされたこともあった。

 

☆BeatLine

「振り付けに3日かかった」って雑誌で言っていたビトラ。楽曲大賞のコメントにも書いたんですけど、6年の間にRWMやFT、OTTと、JUMPのダンスはどんどん進化して、ビトラなんて今やファンでもがっつり踊れるレベルだし難しい曲には思えない。
だけど当時のJUMPにとっては、これまでのダンスレベルを一気にぐいっと引き上げるとんでもない曲で、鳥肌が止まらなかった。

 

SUMMARY2010の初日は、JUMP皆が泣いて。光くんも、泣いて。

その印象がとっても強かったから、龍ちゃんのことがあった後の初めてのステージだったし、今年も泣くんだろうなJUMP…って思って入ったSUMMARY2011初日。

ビトラの鬼気迫るパフォーマンスにこっちが泣いてしまった。

 

そして最後のサビ、光くんが皆をかき分けて0番ドセンターに立つシーン。
八乙女担史上BEST10に入るくらい嬉しくて興奮して、V字ラインの一番前の一番真ん中に立つ様子は、まるでAKBの総選挙で1位を獲得したようなポジションで、強く強く高揚感を覚えた。
ネタバラシをすると、きっと、公演に出られない日があるから抜けやすいように誰とも左右対象じゃない奇数の真ん中だっただけなのかもしれないけど、ドラマとSUMMARYの過酷な両立を頑張ってる光くんへのご褒美にも見えた。
私、光くんが真ん中に立つとこんなに嬉しいんだ!って教えてもらった、大事な大事な1フレーズです。

 

こんなに感動を与えられたビトラ、ビトラを見るためにSUMMARYのチケット代はあるのだとさえ思っていたビトラが、この後使いまわされすぎて、全然引退しない厄介な奴って意味を込められた「ビトラ先輩」と呼ばれるようになるとは…。

 

☆眠リノ森

めちゃくちゃ好き!
ドームサマリーでやった2番ありのバージョンが最高!これはDVDにも残っているので一生楽しめて本当に感謝!
サビの薮くんの「仕留めてくれ」がかっこよすぎる、何度見ても心仕留められる!!

 

★2011年のコンサート

Hey! Say! JUMP &「勇気100%」全国ツアー
4月10日-5月29日6会場・14公演/「MagicPower」初回限定2に一部映像収録

 

◆初日まで
このコンサートの申し込み前から、もう夏のSUMMARY2011が決まっていて、あぁ、春コンの出費もまだなのにまた夏は東京で1ヶ月なのか…と地方民はちょっとぐったり。
全国ツアーだって誰にでも平等なスケジュールなんて組めるわけないのですが、東京1拠点よりは遥かに良い。東京1拠点のみの集中公演は、交通費が毎回数百円の人たちに比べて私は毎回1.5~3万かかってしまうので一方的に損した気持ちになり、JUMPはずっとそんな調子だったので、つい鬱々としてしまっていました。ひと夏で同じ回数の公演に入っても、東京のファンより5万とか10万多く使うことになるつらさ。地方コンプレックス。そんなこと言ってもどうにもならないのにバカだよな~。というわけで春コンは控えないとな…と思ってたのですが。

 

3月11日、関東大震災

初日・大阪公演、被災地・仙台公演が中止に。
4月10日、JUMPにとって初めての会場である長野が初日になった。

まだ震災から1ヶ月しか経っていなかったから、節電とか節水などあらゆる自粛、そして余震が続いていました。

 

震災直後「SMAPがんばりますっ!!」という特別番組で、自分の口から自分の言葉で、家族の状況について話していた宮城出身の光くん。
光くん今どんな気持ちなのかな、とにかく光くんが心配だな…とかぼーっと考えながら長野入りしました。

だけど、幕が上がって光くんの笑顔を見た瞬間、光くんのことが心配だったんじゃない、ただただ私が、不安な日常を照らしてくれる一番好きなこの人に会いたかったんだって気付いて、光くんの輝きと存在に鳥肌が立った。好きなアイドルの笑顔を生で見ることが、声を生で聞くことが、どんなに自分の生きる力の源になるかということを痛感した。

 

◆JUMP初のバックジュニアなし

自粛ムードの延長か、JUMPに限らず、どこもツアーへの帯同人数を減らしていて。
優馬はいたけど、バックにジャニーズJr.はなし。

初めてのJUMPだけのコンサート。

自分たちだけで出来る実力がついたーとかじゃなくて、単に震災の影響だったんだと思うけど、Hey!Say!JUMPという「グループ」のファンである自分にとって、初めて見るJUMPだけのコンサートという景色は、とてつもなく、とてつもなく贅沢なものでした。

勇気コンは、天国コン以来ともいえるソロ+ユニットメドレーがあって。ソロ曲のバックも、メンバー。ジュニアじゃなくて、メンバーがバック!光くんのジェントルズは、薮くんと圭人を従えた。

 

◆この日の光くん

裕翔と知念くんが歌う、大好きな「YOU&YOU」のバックには、大ちゃんと光くん。
このときの光くんのダンスが、「え、こんなに踊れたの!?」って思うくらい、キレッキレで。これまで、正直やっつけでゆるゆるの日も多いって印象だったから、これが光くんのダンス?嘘でしょ?って思うくらいのバッキバキなダンスに、決意のほどを感じたというか。すごく、すごく感動した。かっこよかった。めちゃくちゃかっこよかった。

scoreのRapもこの日すごかった。いつもより声が大きくて、堂々として、本当に気合が入っているように見えて、神々しかった。(裕翔くんも「今日の光くんのRapすごく心に響いた」とMCで言っていたので、私の思い込みだけじゃないと思う)
この日の光くんは、見たことがないくらいに全力だった。
そして…震災をきっかけに、なんていうと美談すぎるけれど。この頃から、少し意識が変わったのかなと思うくらいパフォーマンスに力を感じるようになったというか。光くんはひとつ大人になったように見えました。あくまで個人的な意見だけどね!

 

◆勇気コンが良かった理由

そんなこんなで、ソロ(+ユニット)メドレーはあるし、3年ぶりの心・技・体はあるし、JUMPだけ(優馬はいるけど、むしろいることによって大好きなNYCも見れた)だし、新曲の愛ingとんでもないし、もう最っっっ高のコンサートだった。
私の中では歴代、天国コンが1位、勇気コンが2位。

OPは、メンバーがJUMPの歌詞を1フレーズずつ読んでいく演出だったんですけど、勇気コンは「JUMPが歌を歌う」っていうシンプルなコンサートだった。だからこそ「歌の力」をストレートに感じられる、素朴で地味で、どこまでもシンプルなコンサート、それが勇気コンでした。

JUMPは『TV』『夢の世界』『宇宙船』コンセプトがあってストーリーの中で演じられるコンサートが多かったけど、今回はそれがなくて、でも、敢えて言うなら『Hey!Say!JUMP』そのものがストーリーを感じるくらい、集大成といっていい素晴らしいセットリストであった。

横アリでは、大阪城ホールと中継が入ったり、いつも通りジュニアがバックについたりと形が変わったけど、地方では初日と同じように…あーーーーーーー一っ忘れてた!!!

 

長野初日のアンコールかな!?ステージに大階段が出て来て、ブロードウェイみたいな、本格ミュージカルみたいな、めちゃくちゃかっこいい演出があったんですよ!!!シングルメドレーを黒いタキシードで踊るっていう!!!なのに、それがたった1日で幻になるっていう!!!!!!

今はもう、初日から2日目の間に演出やセットリストが変わることはほとんどなく、逆に言えばこの頃はそういうの日常茶飯事でしたが、まさかこんなに作りこまれた演出が1日限りでなくなるとは!!
プレゾンか何かに階段を持っていかれたっていう噂を聞いたけど本当だったのかな…w

 

◆広島事変

広島のコンサート、光くんが登場したとき、私は目を疑いました。
これまでほぼ下ろすことのなかった前髪をすべて下ろし、髪の毛はかつてないほどに短く切られ、トップはふんわりとセットされていた、光くん。

今まで見て来た中で、比べ物にならないくらい、ダントツに一番可愛い光くんがそこにいました。


スクリーンに光くんが映ると、客席からもこれまでにないような大歓声。

そのとき、崩れ落ちそうになった。
待って、今ここにいる人皆光くんのファンになってしまう。
八乙女光が世界一のアイドルになってしまう。

 

これは全くの冗談じゃなくて、本気で、本気でそう確信した私は、その衝撃を受け止められず、お願い光くん遠くに行かないで、って涙を堪えながら、光くんが抜かれるたびにスクリーンに向かって、お願いだからブサイクになってってずっと祈ってました。

そんな感じで、コンサート開始30分くらいはもう意識を失いそうなくらいフラフラで。だけど、次第に落ち着きを取り戻します。

 

最初は、薮くんが目に入ったことがきっかけでした。

あ、薮くんは相変わらずいつもぶれずにかっこいいなーって見てると…。

え…この人が、あの世界一の美しい八乙女光さんのシンメ…?
こんな美しいお2人がシンメとかそんな贅沢いいんですか…?
光くんが美しくなったってこと、ショックなんじゃないんだ、喜ばしいことなんだ。

そのとき、急にはっ!と気付いたんです。
もしかして、こんなに光くんが可愛くても、皆が八乙女担になるわけじゃない。
Hey!Say!JUMPには、顔面整いすぎてる伊野尾ちゃんや裕翔くんがいる。優しい圭人や、成長や変化が楽しすぎる雄也と龍ちゃんもいる。世界一かっこいい薮くんもいる。アイドルのかがみ、大ちゃんや知念様もいる。エースには山ちゃんがいる。
皆それぞれのメンバーをそれぞれの思いで応援してるわけで、私が光光光ってなってるのは自分が八乙女担だったからなんだって。
Hey!Say!JUMPが素晴らしいメンバーの集まりで良かった…って。

 

いや、ちょっと自分でも何を言ってるか分からない。

 

私、今までフルスロットルで光くんを応援してるつもりだったんですけど、この新しい髪型の、とてつもなく可愛い光くんを見て、今までの気持ちは生半可だった!って思ったんです。
今まで雑誌でしか見れていなかった前髪を全部下ろしてる光くんを初めて生で見て、息も出来ない位に好きって思った。自分が応援してる人のビジュアルがいいことがいかに有難いことか改めて気付きました。
今は、ずーっと前髪下ろしてるから、未来ってすごいなぁ。

 

ちなみにオーラスの名古屋、金髪で出て来て腰を抜かしたw
既に発表されたドラマと目撃情報で、金髪になってることは分かってたけど、いざ自分の目で自担が金髪になったところ見たら、いや、ほんとに腰を抜かした。


◆「多幸感」
愛ingのパフォーマンスや、広島MCでのあだ名トーク(薮くんがコッピーと命名される)など、この頃のJUMPを表す言葉として、ネットでよく見かけたのは「多幸感」だった。

 

最初で最後の、10人ぼっちでのコンサート。

OPで衣装と同じカラーの花を手に持って登場する演出があるんだけど、オーラスでは、その花を皆で頭にさして出て来たり。
ソロメドレーのラスト、皆順番に投げちゅーして終わったり。
愛ingでは、10人全員で繋いだ手をバカみたいに大きくブンブン振ってたり。

今の大人になったJUMPの仲の良さとはまた違う種類の、無垢な子どもたちの、10人のJUMPの「多幸感」。大好きだったよ!

 

結局勇気コンは映像録りしてたのですが、龍ちゃんの事件でDVDに出来ず。が、龍ちゃんをカットする形で、ダイジェスト版DVDがマジパの特典としてつきました。
メンバーをカットできるのってダンス曲は無理で、お手振り曲しかないんだけど、当時のJUMPはお手振り曲が多すぎて12曲くらい収録されるボリュームになったのであった。


☆SUMMARY 2011
8月7日-9月11日45公演

◆光くんの出演、たったの半分
SUMMARY2011、デビュー出新規の八乙女担史上一番の闇の歴史ですよ。
昨年同様45公演JCBホール(今はTDCホール)で開催されたんですけど、光くんは半分も出られませんでした。
しかも、当日幕が上がるまで、光くんがいるかどうかは分からないのです。

普通に考えて、ありえなくないですか!?デビュー組ですよ!?どんなマネジメントしてんだよ!!


勇気コンのところで少し書きましたが、チケット代はもちろん、地方組は交通費や宿泊費もかかってる、仕事を休んで来てる人だっている、お小遣いをかき集めて必死でチケットを買った子もいる、そんな中出るかどうか分からないって酷すぎるにもほどがあるでしょ。って、何年文句言うんだっていうね(笑)。
私も光くんがいない公演に入ったんですけど、まわりですすり泣きが聞こえたり、結構異様な現場でした。(メンバーも雑誌で「泣いてる子いたね」「可哀想だった~」と言っていた)

光くんは、「いる日」でも、SUMMARYという曲の途中から登場するので、もうSUMMARYを聴くのが怖くって、この大好きな曲がトラウマになった。

半分出られないと分かっていたからか、光くんの出番は皆より明らかに少なかった。

 

2010年のSUMMARYで光くんと名コンビを組んだワンちゃん・家康。

光くんはパンフレットで「家康が大好きで、ほんとにうちの犬になって飼う夢を何度も見た。あいつもスキルアップしてるみたいだからお互い高め合いたい」って言ってたんだけど、家康ってすごい芸ができるエリート犬だったからか、練習にも本番にもがっつり参加出来なかった2011年は光くんはペアを組めなかった。パンフレットでこんなにも再会を待ち望んでたのに切なかったな。しかも、ドールっていう新しい相方が光くんになつかないことなつかないことw

 

◆でも公演自体はすごく良かった
そんなSUMMARY2011ですが、空中ブランコやフライング、綱渡りに昨年以上に驚かされ、感動。何よりセトリ云々がかなり好き。新曲が、ビトラ、眠リノ森、ビアラ…と、どれもすごくいい!

 

そしてひっさしぶりにやぶひかが2人きりで歌うコーナーが復活してるし、何の気遣いなのか、薮くんと光くんが絡むところがとても多い。光くんはずっと薮くんの隣にいた。薮くんが、光くんが来れない日は光くんの分も覚えたりして、光くんが仙台から通っていたジュニア時代も同じことをしていたなと思い出したと言ってました。
愛ingの「驚く顔~」、ありせかの「気持ちを~」、Thankyouの「今日~」など、光くんのソロパートは不在のとき薮くんがほぼカバー。overのRapは大ちゃんだったかな。

 

薮くんと光くんが2曲一緒に歌う「鏡の国」の演目。
光くんがいない日は、健人くんがアンダーを務めてくれました。
ある公演では、OPから光くんがいなかったので、あー今日鏡の国は健人くんか、と思ってぼーっと見てたら、光くんが突然薮くんの前に現れて、2人での鏡の国が始まったこともありました。
間に合わない予定だった のが、飛ばして来たら何とか鏡の国から出れそうということで、車から降りてそのまま衣装着てすぐ出たとか。
そのときは声が枯れるくらい叫んだ…というか声が枯れて喉から夏風邪引いた。

 

◆千秋楽にも光くんは不在
光くん千秋楽にも出られませんでした。「これが最後」っていう告知ももちろんなし。
夜公演が千秋楽だったのですが、皆より一足早く、昼公演で幕を閉じた光くんのSUMMARY。千秋楽に出られないことも、それを口に出来ないこともすごくつらかたったな。

何の因果か、千秋楽の翌日収録だった少クラのお手紙読みましょうでやぶひかが登場。ここで光くんが二十歳の記念にサシメシに行ったことが明かされ大騒ぎに…!!!

 

そして、後日更新されたJUMPaperや雑誌で、光くんから欠席したことについてたくさん謝罪の言葉がありました。

「本音を言うなら毎日出たかった」「SUMMARYにあまり出られなくてすいません。俺がいない日に来たファンの子になんでもしてあげたい、土下座して謝りたい、10曲くらい歌ってあげたい!なんでもします!」

いや光くんが謝ることじゃないから~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!「土下座して謝りたい」とまで言わせるマネジメント一生憎む~~~~~~~~~!!!!!!!!!!

と思いながらも、純粋にこんな言葉を聞かせてくれた光くんのことを、さらに好きになってしまいました。
光くんは、目の前のお客さんに、ファンに、本当に真摯な人です。最近で言うと、夜行バスで野球大会見に行きますってラジオにメールが来たときに「いい野球を見せなきゃね」って言っていたり。たかが野球ですよ!?レクリエーションですよ!?ってこっちが煽りたくなるくらい真摯な人。


Hey! Say! JUMP さよなら夏休み! SUMMARYスペシャ
9月18日-9月25日2会場・3公演/DVD化

◆京セラドーム14枚、業者か

SUMMARYの追加公演という位置づけのため、JCB落選分を優先的にこちらのドーム公演に当選させてくれました。JCBは東京公演のみですが、ドームは大阪と東京だったので、日本の西側からの申込は大阪、日本の東側からの申込は東京と分けてくれました。

 

って勝手なことしてんじゃねーよ!!!!!!!!
14枚京セラドーム(1公演)に回されて絶望したわ!!!!!!!!!!!!!!

 

でもさすがに暴挙すぎたのかw、キャンセルをメールで受け付けます!っていう特別対応があった。いや、キャンセルも何も申し込んでねーから!!会場も日程も全然違うって「他の公演が当選することがあります」の度を超えすぎでは、と思うけどまぁジャニーズあるあるですね。
何とか友達に買ってもらったり、ちょっとキャンセルもさせてもらいながら何とかやり過ごした。多名義云々の話になるときっと文句言えないわけだけど、問題の本質は枚数ではないからねw

 

◆やぶひかハグ事件

もうドラマの撮影も終わってるのか佳境だったのか、光くんは3公演とも参加してくれて、やっと安心してみることが出来ました。
ドームでジュニアマンションを率いて堂々とパフォーマンスするやぶひかの神々しいこと!!!
2011年にドームで聴く愛しのプレイガール、最高でした。

キスマイの曲の盛り上がりが凄すぎて圧倒された(私自身も超楽しかった!)けど、たいぴーと光くんが絡むのを見れて、先輩との絡み最高だった!!

 

そして!!!!!!!!!!!
オーラスで事件ですよ!!!!!!!!!!!!!!!

DVDにも残っていて本当に有難いんだけど、アンコールのロミジュリ。

薮くんと光くんが外周で向き合って…にらみ合って、ケンカか?ケンカか?と思いきや、薮くんが光くんを真正面からぎゅーーーーーーーーーーってハグ!!!!!!!!!!
映像を見たら分かるとおり、本当に慈しむように目を閉じて、腰や首に腕を回して、もうやぶひかってこんなことしない(しなかった)のに!!!!!!!!!!!

 

この日のWebの更新が薮くんだったんですが、この日のやぶぺは光くんをねぎらう言葉に溢れていて、このハグの解説のようで泣けました…薮くん、本当にありがとう。薮くんもお疲れ様。

というわけで、何やかんやありましたがSUMMARY2011については、以上。

 

★2011年の私とJUMP

JUMPの現場回数:35回
冬コン8…横浜4大阪4、勇気コン12…長野2広島1横浜5名古屋4、SUMMARY2011…6、SUMMARYドーム…3、歌収…1、エキストラ…5

 

もうほんと大体って感じ…記憶がない!番協ももうちょい行ったか…?

SUMMARYに光くんが出られない原因だった「美男ですね」の撮影。エキストラ募集が激しくて「明日13時六本木来れますか?」「沖縄3日間撮影来れますか?」というスケジュールなどなどに私も必死で動いた…まさかたった一人で沖縄に行くなんて思ってなかった。本当に心細かったけど(笑)、いい思い出です。

A.N.GELLで、東京ガールズコレクションことTGCにも出て、瀧本美織ちゃんとランウェイも歩いたね!中居くんがやっている歌番組には毎週出たし、オフィシャルフォトブックでは可愛い髪型の光くんをたくさん載せてもらえたし、これまでにないような色んな仕事に彩られた、めまぐるしい3ヶ月だった。

 

だけど、一番の宝物は…メイキングにも収録されているクランクアップ。
花束を抱えた光くんが泣きながら言った「大好きだった仕事がもっと好きになった現場でした」って言葉。
光くんが仕事を好きって言うたびに幸せになれます。撮影とSUMMARYの両立、本当にお疲れ様でした。 


2011年。
震災。龍ちゃんの脱退。光くん不在のSUMMARY。
色んなことがあったけれど。
大好きだった光くんがもっと好きになった1年でした。